2016.10.28
第2回フードセイフティネット・フォーラムを開催しました
平成28年10月27日に日本キリスト教会柏木教会で「第2回フードセイフティネット・フォーラム」を開催しました。
当日は50人を超える多くの方にお越しいただき、みなさんの食の支援活動への関心の高さがうかがえました。

お金がなくてもすぐに必要な食べ物を手に入れることができる仕組み「フードセーフティーネット」。最近ではこども食堂やフードバンクの立ち上げなども増えていますが、まだまだ少ないのが現状です。
今回のフォーラムでは民間、行政、キリスト教会からそれぞれの食の支援への取り組みをお話しいただき、後半は少人数のグループに分かれて、食の支援活動をはじ

第1回のフォーラムに参加されたのがきっかけでフードバンクや子ども食堂をはじめた方の活動内容の報告や、行政としてどのように連携を取って食のセイフティネットを構築していくか、などそれぞれの立場に立ったお話はとても興味深く、みなさん熱心に聞かれていました。

池袋子ども食堂ボランティアスタッフ 村瀬恵美氏による民間の取り組み報告

フードバンク板橋準備委員会 藤村行一氏による取り組み報告

八王子市役所 生活自立支援課 遠藤治雄氏の行政による取り組み報告

ウェスレー財団 藤守義光氏によるキリスト教会の取り組み報告

ワークショップの様子

ワークショップの様子2
ワークショップでは、各方面からの意見を交換することでさまざまな課題も見えて来ましたが、「次の世代にどういう社会を残していきたいかを考えて、できることを自分なりにやっていこう」というまとめになりました。
こども食堂やフードバンク、教会の支援など、食のセイフティネットは様々な形で実現できます。
今回のフォーラムでは、誰もが明日の食べ物の心配をせず、安心して暮らせる社会にするために、自分たちができることを改めて考える良い機会になりました。