2020.3.13
【PRESS RELEASE】コロナ対策で休校中の子ども世帯への食の支援を強化 ~提携パントリーと協働で食品提供の頻度と内容を拡充~
【PRESS RELEASE】
報道関係各位
2020年3月13日
セカンドハーベスト・ジャパン
セカンドハーベスト・ジャパン
コロナ対策で休校中の子ども世帯への食の支援を強化
~提携パントリーと協働で食品提供の頻度と内容を拡充~
日本初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(本部所在地:東京都台東区、以下2HJ https://2hj.org/ )では、新型コロナウィルス感染拡大予防のために実施された各学校の一斉臨時休校を受け、2HJが食品を供給している各地の提携フードパントリーと協働で子育て世帯への支援を強化しています。
3月以降、提携フードパントリーからは、「通常2か月に1回の頻度で開催しているが、緊急で臨時開催したい」「いつもは1か月に提供できる世帯数に限りがあるが、希望する全登録世帯へ臨時で食品を発送したい」「給食もなく親の収入も減ってしまった家庭からの問い合わせが急増しているため、稼働を高めたい」といった要望が相次いであがってきており、2HJでは、各家庭に必要な量のみならず、栄養バランスも考慮した多彩な食品が提供できるよう各パントリーへの食品供給を強化しています。
● 3月4日(水)に2HJ開催の「産直キャベツデーin八潮」(https://2hj.org/news_press/2943.html)には、一般社団法人東京子ども子育て応援団(東京都練馬区)が参加、車両3台にキャベツを中心とした食品を満載し、翌日までに約110世帯へ届けました。
● 3月10日(火)には、いちかポケットの会(東京都足立区)が区内の他団体と連携して80世帯に臨時の提供を実施。2HJからは簡単に食べられるフリーズドライの味噌汁やアルファ米、お菓子等を供給しました。
● 3月12日(木)には2HJの基幹倉庫である埼玉拠点(埼玉県八潮市)に多くの連携パントリーが集結しました。特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都大田区)へは、同団体が運営する「グッドごはん」用に約350世帯分、特定非営利活動法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(東京都豊島区)へは、同団体を含め豊島区等と協働で臨時開催する「青空パントリー」用に約200世帯分の食品を供給しました。また、埼玉県内のフードパントリーが加盟する「埼玉フードパントリーネットーク」の手配する2tトラックの輸送便にて、加須市・越谷市・幸手市・草加市・川越市の5つのフードパントリーへも食品を供給しました。
2HJは、現在推進している「東京2020 10万人プロジェクト( http://www.2hj.org/100000pj/ )」を通じて、東京・神奈川・埼玉におけるフードセーフティネットの拡大を図ってきました。中でも、ひとり親世帯を中心とした食の支援を必要とする子育て世帯を対象としたフードパントリーの開設数は特に増え続けており、今回のような非常時において、急増するニーズの受け皿となっています。今後も、2HJは、公益財団法人日本フードバンク連盟(http://foodbanking.or.jp)の一員として、社会の様々なプレーヤーとのパートナーシップの形を模索・提案し、活動を拡充していく所存です。
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
セカンドハーベスト・ジャパン 広報担当:和間(080-4123-1448 / kwama@2hj.org)