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Activity Report活動レポート

2013.5.22

活動報告

小さなパティシエたちの大きな経験に!バックパックプログラム

5月17日にシングルマザー家庭の親子を対象に、シャングリ・ラ・ホテルのパティシエを迎えてお菓子教室を実施しました。当日は、2時間前から念入りな準備。
さすが一流のパティシエ、準備する姿もかっこいいです。

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2HJも参加者の方たちへのおみやげの準備です。
お母さんたちの毎日の食事作りが少しでも楽になるようなものをそろえました。
今回はシャングリラホテルからケーキのおみやげもあり私たちも興奮気味です。

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開始時間になり、子どもたちがやってきました。
子どもたちは帽子をかぶせてもらい、気分はもうパティシエです。

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お菓子作りが始まりました。今回はクッキー作りです。
子どもでも簡単にできるように、ただ混ぜるだけです。
美味しく作るためのちょっとしたプロの技も伝授。
お母さんたちの方が楽しんでいて、何回も先生から「お母さんたち、聞いてますか~!」との声が。

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クッキーが焼きあがるまでの間、
子どもたちはパティシエに質問タイム。
「大きくなったら一緒に働こうね」という言葉に、子どもたちが恥ずかしがりながらもうなずいていました。

クッキーが焼きあがり、それぞれにペイント。
子どもパティシエ真剣です。

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ペイントする色もカラフルで、子どもたちの想像力をかきたてます。
「水色ある?」「黄色は?」など声をかけ合いながら、
かわいらしいクッキーが出来上がりました。

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パティシエの方は子どもたちに大人気で、クッキーが出来上がった後もたくさん遊んでもらっていました。

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帰りには2HJのお土産をお渡しし、シャングリ・ラ・ホテルの皆さんの温かいお見送りの中、
子どもたちは名残惜しそうに、何度も「バイバイ!」と手を振って帰って行きました。

あっという間の3時間でした。
子どもたちはもちろんですが、お母さんたちにも楽しんでいただいて、
お母さんたちから「また子どもに作ってあげたい」という声がありました。

今回のイベントは、子どもの貧困に対する2HJの取り組み「バックパックプログラム」の一環として実施しました。
バックパックプログラムとは、アメリカで実施されているプログラムで、

学校現場で食が必要な子どもたちに週末安心してすごせるように、食べ物をバックパックに詰めて渡す活動です。
日本では、このような学校現場での支援は難しいため、
2HJとしては、子どもの学習支援NPOやシングルマザー支援NPOの協力を得て必要な方たちに食品を渡しています。
ただ食べ物を渡すだけではなく、食の楽しみを伝えることも支援のひとつだと考えています。
またイベントに参加することで、2HJを知ることができ、安心して使える支援のひとつになれればと思っています。

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