2013年5月19日、朝７時から全国放送されたNHK「おはよう日本」に出演しました。

テーマは「子どもの貧困」。

セカンドハーベスト・ジャパンは、子どもや生活困窮者の方に、食べ物を配分する団体として紹介して頂きました。

冒頭では、チャイルドライン支援センターに届く子どもたちの声から、これまで貧困層ではなかった子どもたちにも貧困が広がっていることが紹介されました。

次に、具体的な支援をおこなっている団体として、セカンドハーベスト・ジャパンのフードバンク活動が紹介されました。

ひとり親世帯、高齢者、難民などの在日外国人、ホームレスなど、社会の中でも弱い立場にある方に食べ物を支援しているセカンドハーベスト・ジャパンですが、大人に比べて、子どもは、自らが困っていると声をあげることができづらい状況にあります。

だからこそ、優先してサポートすべき存在である、というインタビューが番組内で取り上げられました。

セカンドハーベスト・ジャパンは、食品企業や農家の方などから余っている食べ物や流通できない食べ物をお預かりし、食べ物に困っている人々に渡す活動を２０００年から続けています。

商品として流通できなかったり、家庭であまってしまったりして、まだ食べられるのに棄てられる食べ物は、日本で５００万トンから８００万トンに及びます。これを食品ロスと呼んでいます。

番組では、セカンドハーベスト・ジャパンが食品を提供している団体の一つとして、神奈川県横浜市にある母子支援施設を紹介して頂きました。

番組の最後には、学習支援の機会を与えるため、クーポンを提供している団体が紹介され、その支援を活用して大学に進学することができた男子大学生が紹介されました。

日本の子どもの貧困率は１５．７％。

先進国の中でも高い割合です。

子どもの貧困の問題を多くの方に知って頂き、意識改革や行動変容に繋がることを願っています。