2013年5月19日（日）あさ７時以降に放送予定の、NHK「おはよう日本」に、子どもの貧困のテーマで、セカンドハーベスト・ジャパンが、食べ物をサポートしている団体として紹介して頂きます。

 

 

本日の撮影は、倉庫の様子や、毎週木曜日の午後２時から５時までおこなっている、ピックアップ（困窮者の方が直接、食品をとりにくる）などを見ていただきました。

 

 

「子どもの貧困」について、日本は子どもの貧困率が15.7%と、先進国の中では非常に低いレベルです。

その一方、子どもの貧困に対する人々の意識は低く、知られておりません。

セカンドハーベスト・ジャパンは、社会の中で弱い立場にある人ー　子ども、ひとり親世帯、高齢者の方、難民の方、ホームレスの方などを中心に支援しています。

その中でも、子どもは、自ら声をあげることがなかなかできない弱い立場です。

食に関しては、大人よりもずっと多く必要な栄養素もあります。

成長期にありますし、食の内容が精神状態や学業成績に影響する、というデータも出ています。

 

米国では、「バックパックプログラム」といって、学校で、貧困層の子どもが食料品を受け取り、リュックサックに詰めて持ち帰るというプログラムがあります。

ただ、日本の現状の制度では、米国のような取り組みは難しい状況です。

そこで、セカンドハーベスト・ジャパンでは、オリジナルのバックパックプログラムとして、施設の方や、支援団体の方と一緒に、食料品を差し上げるプログラムを始めています。