2013.4.18
理事長チャールズが共著「東日本大震災の人類学」出版記念会
セカンドハーベスト・ジャパンの理事長、チャールズが、共著「東日本大震災の人類学」を出版しました。
支援を拒む人たち、というテーマについてです。
セカンドハーベスト・ジャパンは、東日本大震災発生当日、首都圏で発生した帰宅困難者の方たちに対して、約4000食のスープやパンなどを、夜を徹して提供しました。
2日後には、緊急車両証明とガソリンを準備し、被災地へ向かっていました。
そのときから現在に至るまで、細く長く、支援を続けています。
支援活動の中でチャールズが見たのは「支援を拒む人たち」でした。
個人だけでなく、行政なども含みます。
「平等」という原則が裏目に出て、柔軟で臨機応変な対応ができないために、せっかく持っていった支援物資(食品)が配られることなく、腐敗してしまった事例。
実情はとても困っているのに「大丈夫です」という人々。
いろんな問題がありました。
この共著には、忌憚の無い意見が書かれています。
ぜひ、お読み頂ければ幸いです。
http://www.amazon.co.jp/東日本大震災の人類学-津波、原発事故と被災者たちの「その後」-トム・ギル/dp/4409530437
写真は、明治学院大学で開催された出版記念会での様子です。