2013.3.23
2013年3月21日 エクセレントNPOフォーラムに受賞団体として登壇
2013年3月21日、毎日新聞社の毎日ホールで開催された、エクセレントNPOフォーラムに、NPOエクセレント大賞 東日本大震災支援活動奨励賞を受賞した団体(パネリスト)として登壇しました。
テーマは「市民社会は強くなったのか」
受賞もしくはノミネートされたNPO団体3団体が前に出て、自分の体験や思いをシェアしました。
震災の後、市民参加が強まったと思いきや、データ上では逆に低下している部分も多いそうです。
ただ、データではなく、現場にいる我々が感じているのは、震災をきっかけにして、いろんなことに変化が生じていることでした。
世界各国と比較すると、日本は、自分ひとり一人が社会をつくっているという当事者意識が薄い面があります。
ただ、震災をきっかけに、現場の活動に入って支援を続ける方や、生き方・仕事の仕方を変えている人も実際にはいます。
エクセレントNPO大賞では、NPOの評価基準として、市民性、社会変革性、組織力の3点を挙げています。
はたしてこの3点でいいのか。この評価基準にNPOを当てはめてみると、自分の団体はどの程度であるのか。
米国では、Teach For Americaなど、文系の大学生の就職人気ナンバーワンになるようなNPOが存在し、NPOの社会的地位や待遇も民間企業並みです。
かたや、日本では、まだそのレベルまではほど遠い面があります。
NPOが、企業と互角に闘っていけるだけの組織力や社会変革性を持つこと。
そして情報発信し、社会に知って頂く努力を続けることも必要だと感じています。