2013.3.22
2013年3月21日 東京都港区「事業者のためのフードバンクセミナー」で講演
2013年3月21日、東京都港区が主催する「事業者のためのフードバンクセミナー」で、講演させて頂きました。
いつも寄贈して頂いている「大地を守る会」の広報の方とご一緒させて頂きました。
東京都23区内で、家庭ゴミの収集現場で棄てられていた、まだ食べられるものを紹介しました。
5000円以上する高級和菓子や、鉄火巻き、ピザ、カツ丼、菓子パンなどが、賞味期限が残された状態で棄てられていました。
消費者庁は、このような家庭からの食品ロスを調査するため、来年度(2013年度)に5億円の予算を計上し、食品ロス削減だけでなく、他のことも含めたプロジェクトとして、国と地方公共団体とのコラボレーションを進めていきます。
大地を守る会の方は、最初は職員有志での食品寄贈を始めたそうです。
その後、会社として正式に取り組むため、セカンドハーベスト・ジャパンと同意書を結び、寄贈を始めたとおっしゃっていました。
フードバンクを始めたきっかけなどは、今回初めて知りましたので、驚きました。
すでに寄贈を始めている企業様からのお話は、同じ食品企業にとっても、わかりやすかったのではないかと思います。
我々セカンドハーベストが話すだけではなく、信頼性も高まり、とても有難く感じました。
会場の方からも、質問や課題が多く出されました。
企業のブランドを預かっているわけですから、いろんなことが懸念されて当然と思います。
セカンドハーベスト・ジャパンは、これまで364団体と同意書を結び、食品を受け取ってまいりました。
支えて頂いている企業の方はじめ、全てのステークホルダーの方に感謝申し上げます。