2023.11.1
【開催報告】第6回 フードセーフティネットシンポジウムを開催しました!
セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)は、2023年10月28日(土)に、第6回フードセーフティネットシンポジウムを開催。「食料支援における出口戦略とフードセーフティネットの在るべき姿とは?」をテーマに78名の方々にご参加いただきました。
フードパントリーやフードバンクが全国的な広がりを見せる一方、支援の長期化や、経済的自立を含む、支援から卒業するための方策、「出口戦略」が明確にならない等の課題が顕在化しています。今回のシンポジウムでは、支援からの卒業とはどういった状態を意味するのか、そのタイミングとはいつなのか? そのために必要な自立とは? といった課題に対しての討議が行われました。自立、卒業に関しては、画一的ではなく、一人ひとりに寄り添った考え方が必要、場合によっては細く長く支援を続ける必要もあるといった意見が出され、また、官民、民間どうしの「連携」「つながり」に加え、地域におけるネットワークをしっかりと根付かせることで支援体制を強化することができるという考え方も示唆されました。加えて、そのために必要な支援体制の整備や各制度の機能強化事業も紹介されました。
参加者からは、「連携はしたいが、ハードルが高く感じられ、どうしたら良いか解らない。具体的なやり方を教えて欲しい」「飲食店、農業生産者など、他業種とのコラボレーション事例とはどんなものがあるのか」などといった質問・要望が出され、登壇者から、これまでの経験に沿ったアドバイスや事例が紹介されました。
以下に、シンポジウム当日発表された講演資料を掲載しておりますので、どうぞご覧ください。
ご登壇いただいた方の一部資料がこちらからダウンロードいただけます。
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シンポジウム登壇者一覧(登壇順)
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