2013.3.8
農林水産省「食品ロス削減シンポジウム」(東京)で2013年3月5日に講演
2013年3月5日に開催された、農林水産省「食品ロス削減シンポジウム」で、広報の井出留美が「フードバンク活動」について講演しました。
定員300名に対して570名もの応募があり、会場のヤクルトホールは満杯でした。
食品ロス削減というテーマに対する関心の高さが伺えました。
内容として、食べられるものをどれほど捨てているかの現状や、どういうものが食品ロスになるのかについて、ビジュアルを中心にご説明しました。
経済的効果も大きく、セカンドハーベストがこれまで活動した中では56億円以上もの経済効果を生み出しています。
また、環境への負荷を減らす、生活困窮者の救済など、食品ロス削減以外にも、フードバンクには多くの要素が詰まっているのです。
これを、NPOだけがやっている状況でよいのでしょうか?
講演については、多くの方から「印象的だった」「わかりやすかった」というお声を頂きました。
食品ロスは、すぐになくなることはありません。
では、そのロスをどうするのか。
すぐにリサイクルにまわすのではなく、それよりも環境に負荷をかけずにそのまま使う(=Reuse)フードバンク活動の意義を多くの方に知って頂きたいです。