2021.7.16
2hjCEOのマクジルトン・チャールズが 『第二回 孤独・孤立に関するフォーラム』にてスピーチをしました。
2021年7月1日に開催された同フォーラムでのマクジルトンのスピーチ内容は以下です:
私は30年以上にわたり、日本で活動を続けてきました。そこには、2つの基本的な理由があります。一つ目は、日本が私に与えてくれたものに深い感謝を感じているからです。二つ目は、私は日本を信じ、その未来を信じているからです。今、私がやっていることが、より良い未来につながるのであれば、私はそれで十分だと思っています。
外国人である私は、社会から排除され、孤独を感じるということが、どういうことかよく知っています。一年のうちで、年末年始はいつも孤独を感じていました。クリスマスカードや年賀状も来ませんし、初日の出を一緒に見る人も、食事を共にする人もいませんでした。
昔、山谷に住んでいた時、毎週土曜日の午後に私は仲間たちと一緒に路上で「すいとん」の用意をしました。皆で準備をして、この一つのテーブルで一緒に食事をするというシンプルな行為は、私に「つながり」を感じさせ、孤独感が薄れていくのを感じました。
少し時間を取って、あなたの家族や友人との最も暖かい思い出について考えてみてください。それらの食事は、私たちに栄養を与えるだけでなく、「つながり」を感じさせてくれるものではなかったでしょうか?
厚生省は、毎年何人が食の支援を必要としているか、また、何人が命を落としているか知っています。 農水省は、私たちが、現在、直面しているような緊急事態に備えて、どれだけの緊急米を持っているかを知っています。必要なものはお金ではなく、コラボレーションとリーダーシップです。
そして、私たちも私たちの役割を果たすことができます。他の人と協力すれば、より効果的に実行できます。「フルテーブル/フルフード」、全てのテーブルに十分な食べ物があることを目指していきましょう。
いくつかの言葉を紹介します。
「私たちでなければ、誰がやるのか?今でなければ、いつやるのか?」
– by Hillel the Elder
「人々は、既に存在するものを見て、それがなぜ存在するのかを語る。
私は、まだ存在しないものを夢見て、それがなぜ存在しないのかを語りたい」
– by Robert Kennedy
私たちには変化を生み出す力があることを忘れないでください。
参考資料: 第2回孤独・孤立に関するフォーラム テーマ「子育て」|内閣官房ホームページ (cas.go.jp)