2020.2.26
【PRESS RELEASE】”marugohan” 利用が本格稼働 3 ケ月で 2,500 名超 ~「食」の支援を必要とする方々から大きな支持をいただいています~
【PRESS RELEASE】
報道関係各位
2020年2月26日
セカンドハーベスト・ジャパン
セカンドハーベスト・ジャパン
”marugohan” 利用が本格稼働 3 ケ月で 2,500 名超
~「食」の支援を必要とする方々から大きな支持をいただいています~
日本初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(本部所在地:東京都台東区、以下2HJ が直営する全く新しいスタイルのパントリー 「 marugohan (まるごはん https://marugohan.jp/ 」が多くの利用者から支持を得ています。
日本の相対的貧困率は、2012 年には過去最高の 16.1 %まで上昇し、現時点でもおよそ 7 人に 1 人の子供が貧困に苦しんでおり、平均的な生活水準の半分以下の暮らしの中で、栄養不足や日々の食糧摂取に苦しむ人も多くいます。その一方で年間約 643 万 トンもの食糧が廃棄されている、これは国民一人 1 日当たり、茶碗 1 杯分のご飯の量を廃棄しているという状況です。
食の支援を必要としている方々により快適な支援環境を提供するため、2019 年 11 月 に本格稼働した marugohan は、2020 年 1 月 末までの 3 ヶ月で、539 名がメンバー登録を、会員ユーザーの体験伸べ人数は、2532 名に達しました。加えて、 773 名が体験ユーザーとして marugohan を利用しています。 提供した食品の総量は 27 トンを超えており、当初の計画以上の スピードで伸長しています。
marugohan では、既にパッケージされた食品を受け取るこれまでのパントリーと違い、利用者が、スーパーマーケットのような快適な環境下で自らが必要な食品を選択し受け取ることができます。そして、その感謝の気持ちを自身が選択した社会貢献を通して社会に還元するというものです。
利用者からは、『自分たちのペースで必要な食品を必要な時に受け取れるので、とても助かっている』 『少量ずつでも食品を受け取りにいくことができ、ムダにすることなく使い切れてとても良い』 『お店が明るくて、おしゃれな雰囲気なので入りやすいし、買い物がしやすい』などのお声をいただいています。
今後も、セカンドハーベスト・ジャパンは、この新しいマーケットである marugohan をはじめ、様々な革新的試みを通じて、フードセーフティネットを築くための全国ネットワークである公益財団法人 日本フードバンク連盟 http://foodbanking.or.jp/ の一員として、社会の様々なプレーヤーとのパートナーシップの形を模索・提案し、活動を拡充していく所存です。
marugohan情報:
入会方法:
1) marugohan お試しユーザーとして、 marugohan を体験する
2) お試し体験の上、 marugohan のコンセプトにご賛同いただいた方には、会員登録していただく
3) 入会にあたり、 500 円の 登録手数料 (年に一回)をいただく
4) 入会された方には、有効期限が定められた会員カードが発行されます
住所:東京都 台東区浅草橋 4-5-1
電話:03 5822 5371
営業時間:火、木、金、土 14:00~16:00 (受付開始 13:30
(木、金、土は、お子様連れのご家族は、Kids Café をご利用いただけます。)
【セカンドハーベスト・ジャパンについて】
セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ、2018年4月より認定NPO法人)は、日本で初めてのフードバンクです。現在、2020 年の 1 年間に東京都内で 10 万人、神奈川・埼玉で 6 万人に対し「生活を支えるのに十分な食べ物」を渡すことができるフードセーフティネットの構築を目標とする、「東京 2020 10 万人プロジェクト http://www.2hj.org/100000pj/ 」を推進中です。
HP:https://2hj.org/
Facebook:https://www.facebook.com/2ndharvestjapan
Twitter:https://twitter.com/2ndharvestjapan
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
セカンドハーベスト・ジャパン 広報担当:和間(080-4123-1448 / kwama@2hj.org)