2016.8.4
【NPO法人祈りの芸術TAICHI-KIKAKUよりパスタ320kgが届きました】
《芸術の力で生きる力を育む》をミッションに活動しているNPO法人祈りの芸術TAICHI-KIKAKUのみなさまからパスタ320kgが届きました。
TAICHI-KIKAKUは言葉を使わないお芝居をするちょっと変わった劇団です。人は言葉で理解していることは20%ぐらいしかないんだそうです。確かにハリウッド映画を消音で観ても俳優の表情や動きでなんとなくのあらすじは分かりますよね。「言葉はなくても相手の声を本当に聞けば会話できる」と理事長のモリムラルミコさんはおっしゃいます。
TAICHI-KIKAKUではチケットペアレントといって“10代の子どもたち100人を劇場に”という活動をしています。でも、ふと劇場に足を運べない子どもたちや大人に思いを馳せたそうです。劇場に来られる人たちは少し恵まれた場所にいる人たちではないか、と。ならば、劇場に来られない恵まれない生活を送っている方にも自分たちのパフォーマンスを通して喜びを与えられるような支援ができないか、と考えて2HJに連絡をくださったそうです。
そうしてうまれた「LOVE&FOOD」の活動。講演チケットのうち200円を寄付金として集めて食料に変えるという取り組みです。そして「LOVE&FOOD」の活動に賛同し、3日間の講演に来場したたくさんの方の気持ちが今回のパスタになりました。
届けていただいた今日はパントリーピックアップの日。寄付していただいたパスタは早速パントリーに使わせていただき、各家庭へと届けられました。
TAICHI-KIKAKUの想いは、パスタを受け取ったそれぞれの家庭にきっと言葉ではない声としてあたたかく伝わったことでしょう。
【広報:波多江】