2015.9.25
パントリー説明会を開催しました
ハーベストパントリーは、食料支援の必要な個人の方に対し初回は無条件に食品をお渡ししますが、二回目以降は行政、社会福祉協議会や民間団体などの窓口を通じて依頼された方のみにお渡ししています。
より多くの機関に活動を知っていただく目的で、今年から東京都内と神奈川県内の行政及び社会福祉協議会の窓口担当者を対象に「パントリー説明会」を計8回開催しました。
2015年の4月に施行された生活困窮者自立支援制度(※)の担当者の方々に多く参加していただきました。毎回参加受付の定員に達し、食料支援に対する関心の高さがうかがえました。
※厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000073432.html
説明会は、2HJの概要説明からはじまり、パントリーの利用にあたってのルールや注意点など詳しい内容を説明しました。Q&Aの時間は「所持金が全くない人の場合、23区内でもパッケージを送ってもらえるのか?」「見守りも兼ねて直接食品パッケージを手で持って行きたい。送付先は個人宅では無く行政窓口にすることは可能か?」など様々な質問が寄せられました。
この説明会の効果が発揮され、昨年のパントリー利用窓口はわずか22カ所でしたが、2015年9月の時点で、東京都内と神奈川県内62カ所(行政28、社会福祉協議会20、民間団体14)の窓口から依頼を受け、食品パッケージの発送や直接提供を行っております。
今後も行政・民間の隔たり無く幅広い機関との連携を強化し、緊急的に支援が必要な人に食べ物を届けていきます。