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Activity Report活動レポート

2013.7.10

活動報告

2013年7月4日 川崎市「子ども夢パーク」さんにインタビュー!

知っていますか?

実は、セカンド・ハーベスト・ジャパン(2HJ)は、352か所もの施設・NPOへの定期的な食料配送を通じての支援を行っております。

そんなことで、私たちが支援させていただいている団体の方々にインタビューすべく、2HJのインターン生が食料配送に同行してきました。

 

今回インタビューさせていただいたのは、川崎市子ども夢パークのスタッフである友兼さん。川崎市子ども夢パークは、川崎市で子ども・若者の居場所づくりの活動を行っている団体です。夢パーク内は、カラフルなアートで彩られていたり、のびのびと開放的なプレイパークがあったりと、「夢パーク」という名前がぴったりな、素敵な空間でした。

 

ケイヒル:こんにちは。セカンド・ハーベスト・ジャパン(2HJ) でインターンさせていただいていますケイヒルと申します。よろしくお願いいたします。

まず、子ども夢パークさんの活動に関しておしえてください。

友兼さん:わたしたちは地域や家庭、学校などに居場所を見いだせない子ども・若者たちの居場所づくりをやっております。来ている子どもたちは主に小中高のいわゆる「不登校」と呼ばれる子どもたちが多いのですが、学校に通っている子どもたちも来ていますし、ここで午前を過ごしてから学校に通う子どももいますし、もう少し年齢の高い方も夢パークを利用しています。

ケイヒル:夢パークさんの発足はいつごろですか?

友兼さん:1991年からこの(川崎市)高津区で活動していて、現在の施設の川崎市の指定管理者として活動を始めたのは今年で10年目になります。

ケイヒル:よろしければ夢パークさんの設立の経緯をお聞かせください。

友兼さん:もともとは不登校の子どもたちを支援したい、というのがきっかけで、団体の理事長がその子たちと一緒に昼間いられる場所を作ろう、と思い立ち、団体を設立しました。そこから一部屋だったのが二部屋になったりだとか、今のような施設という形になったり、活動の規模が拡大していきました。

ケイヒル:ちなみに、友兼さんが夢パークさんで働くようになった経緯というのは?

友兼さん:もともと子供のころから(子ども夢パークさんの)理事長を知っていて、大学生のときに、勉強や学びも、学校以外でもいろいろあるよね、という理念に共感し、関わり始めたのがきっかけです。

ケイヒル:そうすると、夢パークさんでは子どもたちの学習面でもサポートされているのですか?

友兼さん:そうですね。子どもたちの「勉強したいよー」という声に対して、算数や学校の作文を手伝う、ということを毎日やっております。

ただ、スタッフが9人で100人くらいの子どもが通ってきているので、施設外からも「私が教えたい」という大人たちが集ってきて、「勉強したい」という子供たちをうまく出会える、ということが進めばいいな、と。

また、屋外もあるので、毎日(子どもたち)みんな外でたくさん遊べたらいいな、と。

ケイヒル:本当に素敵な遊び場ですよね!(施設の遊び場について)

友兼さん:このようなプレイパークで、「自分の責任で自由に遊ぶ」というのを掲げています。いろいろなチャレンジをして、失敗したことを通して学んでいって欲しいな、と。命にかかわるケガはもちろん起こらないようにしますが、小さな失敗をどんどん繰り返すことが子どもの育ちにはプラスになると考えています。

ケイヒル:なるほどなるほど。そうしましたら、2HJがお届けしている食品についてお伺いしたいのですが、私たちが食品を届けることで得られるメリットには何がありますか?

友兼さん:子どもたちの食事のバリエーションが増えるのでありがたいです。現在子どもたちの昼食は一食250円くらいでつくっているのですが、セカンドさんのおかげでおかずが増やすことができます。また、お菓子作り体験などにも使っています。

夢パークでは子どもが「育ち」において「ごはんをたべる」ということは大事だと考えています。やはり、お腹が満たされているからこそ情緒も安定するということもあります。また、お昼代がまかなえないような、生活困窮家庭から来ている子どもたちもいるので、その分の食事をまかなったり、夕方のおやつを配ったりということにも2HJの食品が役立っています。

また、子どもたちと「おいしいよねー」ということを共有できるのも、私たちスタッフの日々の活動の原動力となっております。

ケイヒル:2HJの食品がお役にたてて本望です。それでは最後に2HJに一言よろしくお願いいたします!

友兼さん:とても助かっています。生きる上で一番だいじなのは「食べる」ことだと思うので、そこが支援されることがすごくうれしいです。

子ども夢パーク

 

友兼さん、そして子ども夢パークさん、ありがとうございました!

子ども夢パークさんのウェブサイトはこちら:

http://www.yumepark.net/

 

このような素晴らしい活動をされている団体を2HJが支援できるのも、2HJを日々応援してくださっている皆さんのおかげです。いつもありがとうございます。

これからも応援よろしくお願いいたします!

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