2024.10.7
【Press Release】セカンドハーベスト・ジャパン 珠洲市に食料応援パッケージを無料提供
[2024-10-07]
報道関係各位
セカンドハーベスト・ジャパン 珠洲市に食料応援パッケージを無料提供
石川・能登豪雨被災地支援のために食品の追加移送も実施
2024年1月の石川県能登半島地震の発災以降、被災地支援を継続しているセカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ/ www.2hj.org)は、2024年10月より「食料応援パッケージ」の無料提供を開始します。 また、9月に発生した石川・能登豪雨の被災地支援のために、9月27日には必要な食品を2HJ埼玉拠点より同団体の中能登拠点へ追加移送しました。次の移送は、10月初旬を予定しており、今後も災害支援団体や地元団体と協働で支援を続けていきます。
「食料応援パッケージ」プロジェクトは、地震や津波による家屋倒壊の被害が大きく、依然として続く断水状況に加え、スーパーマーケットなどの閉鎖により食品の購入場所が限られた状態となっている石川県珠洲市で実施されます。同市内の仮設住宅や借上げ住宅に入居している、在宅避難を続けている等、厳しい避難生活の中で、今後の生活再建に経済的な不安を抱える世帯に、各種の食品を詰めあわせた10㎏前後のパッケージを提供します。
現在、行政、地元団体等と協働で申込みを受け付けています。1,500世帯を対象に、可能な限り家庭で需要の高い食品を2HJのロゴ付きダンボール(右下の写真)に入れて、1世帯につき、およそ月一回のペースで合計3回、無料で配送する予定です。
<食料応援パッケージに含まれる食品の例>
主食:乾麺、パックごはん、カップ麵など 副菜:レトルト食品、缶詰、即席スープ、乾物、鍋つゆなど
調味料:味噌、ドレッシング、塩、砂糖、だしの素など お菓子:スナック菓子、チョコレート、ゼリーなど 飲料:ティーバック、麦茶、コーヒーなど
2HJは、今年1月の地震発災直後に現地入りし、災害支援団 Gorillaはじめ、地元団体と共に被災者向けの炊出しを実施しました。七尾市で10日間実施した第一弾の炊出しでは、合計12,620食が延べ3,550人に提供され、その後、同市にて炊出し第二弾、第三弾もGorillaや地元団体と協働で実施、9月には第四弾の炊き出しを珠洲市で実施しました。また、3月には、緊急支援後、必須となる中期支援を視野に被災地支援の“ハブ”となる「セカンドハーベスト・ジャパン中能登拠点」を石川県鹿島郡中能登町に開設。現在も地元団体と協働で被災地支援を継続しています。
2HJは今後も引き続き、被災地において食の支援を必要とする人々に栄養価の高い充分な食品を提供するため、行政や各支援団体との連携ネットワークと中能登拠点の機能拡充に努めます。
2HJは、認定NPO法人 ジャパンプラットフォームの資金を活用して「食料応援パッケージ」を実施しています。
<報道関係者からのお問い合わせ先>2HJ 広報担当:和間(070-2251-8859、kwama @2hj.org)