Vision目指す社会
People have enough food
公共の資産としてフードバンクが活用され、
十分な食べ物が必要な方へ行き渡るよう、
私たちはフードライフラインを強化し、
フードセーフティネットの構築を目指しています。
Food Bankフードバンクとは
一方に余っている食べ物があり、他方で食べ物を必要としている人がいて、
それらをつなぐ活動です。
フードバンクを社会全体で活用することは、食品を受け取る利用者はもちろん、
食品を寄贈する側、そして行政としても大きな利点があります。
フードバンク活動を通じて食品製造業者、食品輸入業者、食品流通業者、農業生産法人などと提携し、余剰食品を寄付することを促しています。寄付された食品は安全に保管され、全国の主要なフードバンク団体とも連携し、食品支援が必要な施設・団体・家庭(個人)などへ提供されます。
Food Safety-netフードセーフティネットの構築
フードセーフティネットとは、食べものを用いた支援の概念であり、緊急時にすぐ食品を確保するための様々な支援の体制・活動の総称を指します。私たちはこれが既存の公共施設や制度の一部としてあるべきだと考えています。「今日、食べるものがない」「明日から食べ物を得ることができない」こうした事態が生じたとき、支えとなるのがフードセーフティネットです。
Food Lifelineフードライフラインの拡充
食品の供給を水道や電気、ガスといった一般的なライフランと同様に、あらゆる場所へ食品を行き渡らせるための基幹を担う仕組みです。食品企業の自社配送網を活用したサービスや、物流企業からの協力を得た配送網が一部ですでに出来上がっています。また全国に広がる連携フードバンク9団体への食品の提供もしています。