セカンドハーベスト・ジャパンは、2020年10月13日(火)に毎年恒例の「第13回フードバンクシンポジウム」を開催しました。 コロナ禍でオンラインイベントとして開催した今年のシンポジウムには、合計116名の方々に参加いただきました。 ただし、代表アクセスのもと、複数人で視聴したとの報告もあり、実数としてはより大きいものであったと思われます。
シンポジウムの冒頭、マクジルトンCEOは、「2020:10万人プロジェクト」の進捗を報告し、今後、フードセーフティネット構築に向けた 活動において重要なポイントを以下のように述べました。
東京都において目標である73のパントリー開設のためには、多くのステークホルダーの協力が必要です。 中でも、東京都とコミュニティ、フードバンク含む各組織・団体との協働は不可欠で、今後ますますの協力体制の構築が必要です。
一方、協力関係が構築済みの埼玉では、情報発信・共有がうまく行われており、大きな進捗がみられています。 その結果として、県のリーダーシップのもと、コロナ禍であってもパントリーを拡大し続けています。
また、セカンドハーベスト・ジャパンでは、今年7、8、9月に沖縄への支援を実施しました。沖縄には、大きなニーズと、 そのニーズに応えるため行政他各組織・団体といったステークホルダーが共に協力する用意の両方がありました。 3か月間にわたり、東京から食品を運搬し、食の支援を必要とする人々に食品を提供し、大きな成果をあげました。
私たちの活動を進めるにあたり、コロナ禍において3つの課題が明らかになりました。
コロナによるパンデミックは、まだまだ続くことが予想されます。 これらの課題を踏まえ、私たちが共に協力することで、より多くの支援を必要とする人々にリーチできるのです。
私は今、皆が協力すれば、「すべての人に十分な食べものを」提供することができると信じています。
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