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【Press Release】東京で10万人がアクセスできる フードセーフティネットを2020年までに構築

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2017/2/9

報道関係各位

2017年2月9日

セカンドハーベスト・ジャパン

 

東京で10万人がアクセスできる

フードセーフティネットを2020年までに構築

日本初のフードバンクが活動を拡大

日本初のフードバンク活動団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(本部所在地:東京都台東区、以下2hj)は、2020年までに東京を中心に10万人がアクセスできる「フードセーフティネット」の構築を目標とする『東京2020:10万人プロジェクト』を本格的に始動させました。そしてその皮切りとして、「子供の未来応援基金[1]」の支援を受け、1月に新たに埼玉県八潮市内に倉庫を稼働させました。これにより、23区内で最も貧困率が高いと言われている足立区へも食料を提供するための活動拠点を確保することができます。

 

日本政府によれば、日本における相対的貧困率は16%。2hjでは、日本で200万人以上の人々が、フードセキュリティが担保されない生活を送っていると見積もっています(フードセキュリティとは、FAOおよびWFPが定義する「基本的な日常生活を営むうえで必要な安全で栄養のある食べ物を充分に得られること」を指します)。しかし残念ながら、今の日本の社会にはこうした困窮する人々を十分に支援するフードセーフティネットが存在しません。例えば、緊急的な食料支援を一週間以内に受けられる場所の数を他国と比較した場合、ニューヨークには1,100ヶ所、シカゴで600ヶ所、サンフランシスコ250ヶ所、香港には160ヶ所の拠点があるのに対し、東京では未だに50ヶ所ほどしかありません。しかもその大半は週に一度、地域の公園で食事を提供する炊き出し団体です。

 

2hjは2002年の法人化以来、食べ物を必要としている人たちに食料支援の土台となるフードセーフティネットの構築をめざし、フードバンク活動、パントリー活動、ハーベストキッチン活動、政策提言活動などを展開してきました。設立15周年を迎える本年は、この「東京2020:10万人プロジェクト」のもと、その活動をさらに広げていく計画です。また2hjでは、プロジェクトの前進には企業、行政機関、NPO法人、学校、宗教団体など、コミュニティの中の様々なプレーヤーの参画が不可欠であるとし、それぞれの立場を活用した長期的な参加・協力を広く社会に向けて呼びかけていきます。これら、2020年に向けた活動計画については、2017年3月中にその詳細をお知らせする予定です。

以上

 

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>

セカンドハーベスト・ジャパン 広報担当:伊藤(090-2489-4480 / miki@itomiki.com)

<寄付・支援など一般の方からのお問い合わせ先>

セカンドハーベスト・ジャパン  〒111-0053 東京都台東区浅草橋4-5-1 水田ビル1F

TEL: 03-5822-5371 / FAX: 03-5822-5372

お問い合わせ用メールアドレス、専用フォームなどはこちらから:https://www.2hj.org/contact/

 

[1]子どもの貧困対策に取り組むために内閣府、文部科学省、厚生労働省および日本財団が推進する「子供の未来応援国民運動」の一環として、平成27年10月より日本財団に設置された基金。

 


 

【セカンドハーベスト・ジャパンについて】

セカンドハーベスト・ジャパン(2hj)は、日本でのフードセーフティネットの構築を目的とし、児童養護・母子支援・障害者支援等の福祉施設や生活困窮者などに食品の提供を行っています。フードセキュリティ(日常生活を送る為に、安全且つ栄養のある充分な食べ物を適切な手段により得られること)に欠く人々に充分な食べ物を提供するため、2hjは食品企業、行政機関、宗教団体やNPO法人などと連絡を取り合い、食を通じた新しい社会作りを目指しています。具体的には次の4つを柱に活動を展開しています。

1.ハーベストキッチン

路上生活者を対象に、温かい食事を提供する活動です。毎週土曜日に上野公園で多くのボランティアの皆さんのご協力のもと、路上生活者を対象に温かい食事の提供を行っています。

2.ハーベストパントリー

経済的困窮により、十分な食事をとれない状況にある個人・世帯に直接、食品を提供する活動です。

3.フードバンク活動

食品企業をはじめ、輸入業者、卸業者、スーパーや、農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらず、さまざまな理由で廃棄される食品を引き取り、食料を必要としている福祉施設や児童養護施設の子どもたち、DV被害者のためのシェルター、路上生活を強いられている人たちなどの元に届ける活動です。

4.政策提言

日本におけるフードバンク発展のため、さまざまな場所で2hjの活動に関する啓発活動、講演などを行っています。

 

<参考資料>

図_緊急的に食品を受け取れる場所

 

※各数字は以下URLを参照しています。ニューヨーク:https://www.hungerfreeamerica.org/hunger-free-nyc

シカゴ:https://www.chicagosfoodbank.org/

サンフランシスコ:http://www.suntopia.org/san_francisco/ca/food_pantries.php

香港:http://foodbank.sjs.org.hk/en/home.action

 

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東京2020:10万人プロジェクト