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ボランティアストーリー

ボランティア・インタビューその6

2011/6/4

インタビュー・リレー第6弾は、坂上ゆう子さんです。第5弾に登場した小林竜馬さんがインタビューしてくれました。

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1.2HJでボランティアを始めたきっかけは何ですか?
自分の手と身体を使って社会に貢献する何かがしたいとずっと考えていましたが、フルタイムの仕事をしていることもあり、なかなかその場所を見つけられませんでした。あるとき、廃棄される運命にしかなかった食料を2次利用する「第二の収穫」といのが名前の由来でもある「2HJ」の存在を知りました。フードバンクという存在を知らなかった私にとっては大変な驚きでしたし、またこの活動を日本中に広め、行っていることを知り、この有意義な活動の一部分でもいいから関わりたいと思い、すぐにボランティアに申し込みました。日本の多くは「足りなくなるくらいなら余ってでも多めに準備しておこう」、「余ったら残せばいい」、私の日常でもこのような考え方はよくみられ、それには少なからず違和感も持っていました。ですからあらゆる理由によって食料支援を必要としている方々に対して、一方的ではない2HJの支援のかたちは今の日本でもとても需要にマッチしているし、とても魅力的な活動だと思いました。

2.ふだん参加しているのはどのような活動ですか?
2HJでボランティアを初めて、2年以上になります。最初は土曜日の炊き出しボランティアから始めました。その後、日本に住む難民や、シングルマザーの方々などのご家庭に食料を支援する、パントリーにも関わるようになり、今は月に2度ほど、これらの活動を行っています。どちらも食料を必要としている方々への支援というのは変わりませんが、活動内容は少し違います。炊き出しは準備に相当な時間と、多くのボランティアの協力があって成り立ちます。これに対してパントリーは、相手と比較的じっくりと向き合うことができるのが魅力でもあると思います。各家庭の人数や国籍などにより、食料の量や嗜好を考えながら、可能な限りニーズにマッチした食料をお渡しできるように作業をすることは、楽しみでもあります。

3.活動中に楽しい、面白いと感じるのはどんな時ですか?
食料を受け取る方の笑顔を見たとき、こちらもうれしくなります。パントリーでは難民の方々などに直接食料をお渡しすることもありますが、食べ物を前にすると、みんな自然と顔がほころんでくるんですね。食べ物には自然とそういう、人を丸くする、癒すパワーがあるんだなと、だから食べ物のパワーって偉大だなと思います。おなかがいっぱいになって、不機嫌な人はいないから。みんなの笑顔が見たくて、リクエストに応えたくて、時に倉庫の中を駆け回ることもあります。笑顔で「ありがとう」と言われると、「こちらこそ、遠くまで来てくれてありがとう!」って、いつも幸せな気持ちをもらっています。食べ物を通してこんな素敵な交流ができるのは、2HJの活動ならではの大きな魅力です。
また少々余談ですが、普段の仕事は広告関係で主に営業活動をしていて、いつも数字に追われる毎日です。当然利益を作ることが重要視されます。でも実はそういうの、得意ではないのです。それに対して2HJで行っている活動には「利益」や「見返り」は存在しません。それが私にはとても心地よくて、日常生活の中でもいいバランスがとれているような、ですから2HJでの活動は、私にとって大切なライフスタイルの一部になっています。

4.2HJについて、「ここは変えて欲しい」という点はありますか?
特にないです(笑)。毎回たくさんの人たちが関わっているので、もちろん不便もあるし問題点もあるのでしょうが、みんな自発的に参加している活動なだけに、それぞれ自立しているし、どんどん活動も効率化されていっているように感じます。みなさんにいつも助けられています。私ひとりの力は小さいけれど、活動を終えたあとの充実感は大きいものです。・・・あえて言うなら、洗い場が外ということくらいかな。真夏と真冬はめげそうになることがあります(笑)。
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5.ボランティアをしようか迷っている方々に向けて、何かメッセージはありますか?
まずはひとつに限定しないでいろいろやってみると、またそこから他へも広がっていくと思います。その中からこれだ!と思うものが見つかるかもしれません。私は2HJという場所にめぐり会って炊き出しから始めて、パントリーにまで活動の幅が広がりました。2HJの活動はオーガナイズされているし、一緒にボランティアを行っている方々との出会いも魅力です。年齢も仕事も様々で、そして本当に親切で魅力的な方々ばかり。貴重な時間を寄付することで得られるものはとても大きい。楽しいし、有意義な週末になると思います。

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