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ボランティアストーリー

ボランティア・インタビューその5

2010/5/20

インタビュー・リレー第5弾は、毎週金曜に炊き出し準備ボランティアとして参加してくれている小林竜馬さんです。2HJのボランティア活動に参加しての彼の意見などを太田潤さんが聞いてくれました。

Q: 小林さんがボランティアに参加しようと思った動機は?

アルバイト先で食べ物を捨てた時、罪悪感を覚えたのがきっかけです。ゴミ袋が4枚必要になるほどの量を捨てることもあります。それを何度か経験するにつれて、捨てる量を減らしたいと思うようになりました。自分に何か出来ないかと考えていた時、2HJのことを思い出したので参加しました。2HJのことは大学でチャールズさんの講義を受講して知りました。

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炒め物をする小林さん。笑顔がいいですね。

Q: 小林さんが2HJで実際に行っているボランティアの活動内容を教えて下さい。

午前中はドライバーの方に同行して食品の提供先へ伺い、食品を車に積む手伝いをします。午後は炊き出しで使う野菜を切ります。どちらも他のボランティアの方々と話しながら行うので楽しいです。毎週、金曜日に参加しています。

Q: 実際にボランティアに参加してみた感想は?

2HJで初めてボランティア活動に参加しました。思っていたより楽しいです。また、外国出身の方が多く参加しているので、活動を通して英語を学ぶこともできます。大学で英語を勉強している私にとって、活動は英語を練習するのに丁度いい機会でもあります。とはいえ、正直言って活動自体は地味ですね(笑)。短く言えば、一緒に野菜を切ったり、洗い物をしたりするのが金曜日の活動ですから。でも、人との距離はすごく近いので、誰とでも仲良くなります。ボランティアやスタッフの方々と話すのはとても面白いですよ。それぞれのお人柄や立場が本当に多彩で興味が尽きません。大学に通うだけではなく、2HJに関わっていなければ多くの社会人の方には出会えなかったと思います。そういう方々と活動を通して関係を築けることが最も素晴らしい点です。

Q: ボランティアに参加することで自分自身の考え方などに変化がありましたか?

「ボランティアに参加して得るものもある」と思うようになりました。無償で時間を提供することが、自分にとってプラスになることもあるのです。例えば、活動を通して新たに人と知り会うことができます。共通の関心を持つ人と出会う確率も高いと思います。2HJに限らず、NPOなどの団体は似たような関心を持つ人の集まりだからです。これは、趣味のサークルなどに参加する場合にも共通ではないでしょうか。なので、ボランティアはサークルに加わるような感覚で出来る活動だと思っています。これも、活動に参加してから気付いたことです。

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「ちゃんと味がついてるかな」

Q: 2HJに対しボランティアの立場からどのような課題があると思いますか?

ボランティアの立場から指摘するのが難しい、組織としての課題はきっとあると思います。そのほかに、ボランティアの活動に関連する課題として挙げられる点もあります。ですが、それはもしかしたら2HJの良さと結びついているものかもしれません。たとえば、炊き出し準備の際の設備不足が問題だという人は多いと思います。私もそう思うことがあります。でも、設備がないぶん、人手が必要になります。つまり見方を変えれば、多くの人が一緒に活動できるという良さでもあるのです。今は道路の通行人の方々と近い所で活動しているので、色々な意味ですごく開放的です(笑)。ここでボランティア同士が交流するきっかけが出来ることもあります。もし便利なシンクが出来て、一人だけが洗い物を担当するようになれば、それだけ人手がいらなくなります。確かに作業は効率的になるでしょうが、みんなで作業をする良さが失われてしまわないか心配です。このように、作業を便利にすることが常にいい結果をもたらすとは限らないと思います。でも、お湯は使えるようにしてほしいです!冬に水で洗い物は辛いです。

Q: フードバンクにどのような展望をお持ちですか?

フードバンクの数が増えるといいですね。需要はあると思いますし、実際にこれから増えるのではないでしょうか。フードバンク同士で協力関係を結ぶことができれば、知識が共有でき、企業からフードバンクに対する信頼が強まるといった効果が期待できると思います。具体的にどうやって協力していけるか、すでにスタッフの方々が考えていらっしゃると思います。あとは、2HJの規模を拡大するといいかもしれません。しかし何より、これから先も2HJを存続させていって欲しいと思います。

ボランティアインタビュー 太田編集後記

小林さんとは、よく食材の集荷や施設への配送などでご一緒しています。彼はまだ大学生でありながら、忙しい時間を割いては、積極的にボランティアに参加する意識の高さには、非常に感心させられます。また、何よりもさわやかで明るい人柄、さらに英語が堪能ということもあり、外国人を含む多くのボランティアメンバーにとって貴重なムードメーカー役。今月4月から大学4年生で、学業の他、就職活動も忙しいとも聞いております。(このインタビューをご覧の企業の方、結構良い人材だと思いますよ! おすすめです!)今後の、彼が様々な分野で活躍されることを期待しています。

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