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2HJの活動レポート

西日本豪雨災害に対する支援活動の進捗報告

  • レポート

2018/9/18

 2018年9月18日

セカンドハーベスト・ジャパン

 

このたびの西日本の記録的な豪雨により被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

セカンドハーベスト・ジャパン(本部所在地:東京都台東区、以下2HJ)では災害発生直後より、被災された方々への支援、被災地の復旧・復興の一助となるべく、フードバンク団体の強みを活かした支援を模索し、可能なものから実施しています。

 


 

1.食品・飲料の提供

被災地の自治体や支援活動に従事する団体などからの要請を受け、以下2回にわたり食品、飲料等の支援物資を運搬・提供しました。

 

1) 7月25日(水) 岡山県および広島県に2HJのトラック一便を派遣

●広島県広島市南区似島町似島公民館へ、飲料水1.5ℓボトル49箱392本を提供(似島地区コミュニティ交流協議会)
●広島県三原市へ、烏龍茶58箱1392本、白米4箱(120食分)、新品Tシャツ2箱を提供(ADRA Japan)
●岡山県倉敷市内の避難所での利用として、白米44箱(1320食)、アルファ米34箱(1700食)、飲料水1.5ℓボトル1200本を提供(一般社団法人おいでんせぇ岡山)

 

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似島公民館に到着した2HJのトラック (広島県広島市南区似島町)

 

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届けられた食品・飲料 (広島県三原市)

 

03

福島県から提供された非常食用の白飯

 

2) 8月3日(金) 岡山県および広島県に2HJのトラック一便を派遣

●広島県安芸郡坂町役場へ、各種野菜ジュース200箱4800本を提供
●広島県三原市へ、幼児用麦茶50箱600本、塩飴1箱、各種野菜ジュース97箱1,728本を提供(ADRA Japan)
●岡山県笹岡市内の避難所での利用として、アルファ米10箱500食分、飲料水1.5ℓボトル25箱200本、塩飴1ケースを提供(ぞうきんプロジェクト@笠岡)
●倉敷市立玉島東中学校へ、幼児用果汁入り飲料50箱600本、飲料水1.5ℓボトル80箱640本、塩飴1ケース、紙コップ、麦茶50箱600本を提供(ニュースキンジャパンのボランティアグループ)
●末日・イエスキリスト教会 岡山教会へ、麦茶48箱576本、幼児用果汁入り飲料54箱648本、各種野菜ジュース25箱600本を提供

 

04

坂町役場に運び込まれる支援物資 (広島県安芸郡坂町)

 

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ADRA Japanの活動拠点に2HJのトラックが到着 (広島県三原市)

 

06

避難所での炊き出しの準備 (岡山県笹岡市)

 

※これらの食品や飲料は、企業から寄贈されて2HJで保管していたものの他、福島県からご提供いただいた同県が備蓄していた白飯と飲料水が含まれています。

 

2.今後の支援ニーズの把握

物資の受入先団体をはじめ、現地で活動する団体やボランティアの方々、被災者の方々から、現状や支援に対するニーズ、在宅被災者への支援状況と今後のニーズについて聞き取りを行いました。

 

●麦茶やスポーツドリンクはありがたい。
●野菜不足になりがちなので野菜ジュースがあると助かるが、同じ味が続くとどうしても飽きてしまう。
●避難場所ではプライバシーが確保できない、落ち着けないなどの理由で、被災者は帰宅の要望が強い。
●避難所は閉鎖された後もしばらくは炊き出しのニーズがあるのでは?
●在宅被災者の状況の把握まで十分に手が回っていない状況。

 

※上記1.2.の活動は一部ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しました。

 


 

これまでの現地での活動から、復旧の進み具合や避難所の状況、自宅に戻った被災者の状況など、いずれも刻々と変わっており、支援のニーズも多様化してきていることが想定されます。

また2HJでは、東日本大震災や熊本地震での支援活動の経験から、食品支援のニーズは緊急支援のフェーズだけに留まらず、その後の生活再建のフェーズにおいてむしろ高まる可能性があると考えています。

 

いずれにしても、食べ物の心配が減れば、その分のお金や時間、気持ちの余裕を他のことに振り向けることができます。2HJは引き続き現地の復旧・復興の状況と支援ニーズの把握に務め、必要な場所・人へ必要な時に必要な食品を届けられるよう、中長期的な視点で準備を整えていく計画です。

2HJではこのたびの西日本豪雨の被災地の復興も含め、「Food for all people(すべての人に、食べ物を。)」をスローガンに「食」の支援を通して地域社会のセーフティネットの構築をめざしています。皆さまからの様々な形でのサポートが必要な方々の一歩前に進む力につながります。引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

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